クラウドサービスの利用種類ですが、何が特に使われていると思いますか?
クラウドサービスは今や主流になってきており、誰もが知っているものかもしれません。
月額の費用を支払えば、機能を提供してもらえるサービス構成なので実際にサービスを活用したいと思えば、安価に機能を利用することが可能です。
また、クラウドサービスの特徴の一つとして、導入までのスピードが短い点にあります。
自社でシステムを作るとなると、多額の費用と導入まで1年かかることもあります。
このようなことがクラウドサービス活用に拍車をかけています。
では、最近よりよく使われるようになっているクラウドサービスですが、どのようなサービスが使われているのでしょうか?
活用されているサービスは次のとおりです。
資料:2012年データ 中小企業庁委託「ITの活用に関するアンケート調査」(2012年11月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))
2015年データ 中小企業庁委託「中小企業の成長と投資行動に関するアンケート調査」(2015年12月、(株)帝国データバンク)
(注)1.中小企業のみ集計している。
ここでの中小企業とは、従業員300人以下(卸売業、サービス業では100人以下、小売業では50人以下)の企業を指す。
2.各業務領域についてITを導入していると回答した企業について、各業務領域でのクラウド・コンピューティングの利用率を集計して
いる。
3.複数回答のため、合計は必ずしも100%にはならない。
4.カスタマーサポートの項目については、2012年のアンケート調査において回答項目になかったため2012年の利用状況が空欄となっています。
このグラフから「社内の情報共有ツール」、「カスタマーサポートツール」がよく使われていることがわかります。
社内の情報共有ツールは今までほとんど存在しませんでした。
「昔からなかったツールだからいらない」と考えるよりも、「本当は必要なものだったから導入する」と判断している企業が多いように見受けられます。
実際、社内の情報共有ツールを採用すると社内コミュニケーション活性化につながり、業務効率化、属人化の脱却などにつながります。このように、お金をかけずに企業の売上向上や生産性を向上させるクラウドサービスがどんどん出てきています。
大切なことは自社にとって何が意味があるのか?ということだと考えています。
もし、自社へクラウドサービスを導入することが効果的という判断をするのであれば、使ってみることは非常に効果的です。