みなさん、おはようございます。
本日はマルウェアの種類について解説いたします。
先日の記事では、マルウェアとはコンピューターウイルスやワーム、トロイの木馬、スパイウェアなど、ユーザーのデバイスに不利益をもたらす悪意のあるプログラムやソフトウェアを総称する言葉と説明しました。
このように書かれるとマルウェアは1つだけと思うかもしれませんが、さまざまな種類があります。
ウイルス
ウイルスが含まれたメールの添付ファイルなどを起動すると悪意のある動作を行ったりします。悪意のある添付ファイルを開くことでウイルス感染します。
ランサムウェア
サイバー犯罪者の間で最も普及しているマルウェアです。被害者のパソコンに勝手にインストールされてしまい、その中に格納されているファイルを暗号化して、データ復元のための身代金を請求してきます。
スパイウェア
ユーザーが気付くことなくコンピューターにインストールされるプログラムです。個人情報や、インターネットの閲覧データ、その他の詳細情報を取得し、犯罪者に送ります。
トロイの木馬
無害なアプリケーションを装って、ユーザーにダウンロードさせます。アプリケーションが起動されると、個人情報の盗難、デバイスのクラッシュ、行動監視、サイバー攻撃を実行させられるといった可能性があります。
このように一部ではありますが、マルウェアといってもいろいろな種類があります。
それぞれの種類に対応するためには事前に必要な対策を行っておくことが必須となってきます。