特にスタートアップ企業などの場合、エクセルを使っての顧客管理を行うなどのことが少なくないのではないでしょうか?
エクセルを使って最低限の項目を管理することは、最初のタイミングでは使いやすいかもしれません。
しかし、エクセルを使っての顧客管理を行うことのメリット・デメリットを認識した上で、エクセルを活用するかどうかを判断することは非常に重要です。
今回は、エクセルを使っての顧客管理におけるメリット・デメリットを明記できればと考えています。
エクセルでの顧客管理メリット
・導入しやすい
・エクセルを使える人であればすぐに使いこなせる
・入力した売上予測金額などを用いてグラフ化することが可能
・エクセルが使える環境であれば、それ以上のコストがかからない
このように、非常に導入しやすく、最低限のグラフ作成などであれば、最低限のエクセルの知識を持っていれば作成することが可能になります。
それでは、エクセルを使って顧客管理をすることに関するデメリットにどのようなことがあると思いますか?
エクセルでの顧客管理デメリット
・同時編集しにくい
・操作した人の操作ミスによりデータを紛失する恐れがある
・スマホなどから閲覧しにくい
・より複雑なことを行いたい場合、VBAなどのプログラムを使用する必要がある
・自社でメンテナンスする必要があり、エクセルのバージョンアップをした際、動かなくなる恐れがある
自社で運用するので、メンテナンスもバージョンアップも全て自社で管理する必要があります。また、VBAなどを活用している場合、エクセルのバージョンが変わった際、プログラムが動かなくなってしまう恐れなどもあります。
このように将来を見据えて拡張していきたいと考えた場合、使いやすいエクセルで管理するということが必ずしもベストアンサーだとは限りません。
将来どんな使い方をしたいのか?どんな情報を確認できるようにしたいのか?ということまで明確にした上での顧客管理ソフトの選定が非常に重要です。