みなさん、おはようござます。
本日はプロセスマイニングのステップについて説明いたします。
プロセスマイニングとは、システム内のデータを使用することで現在の業務状況を可視化し、どのような業務を行えば業務効率化につながるかを分析を指します。
プロセスマイニングは「イベントログ」を使用することで、それぞれのプロセスの関係性を分析していきます。
このプロセスマイニングを実現するには次のステップを実施いたします。
- プランニング
- データ準備
- データ加工
- マイニングと分析
- 評価
- 運用・改善
上記のように適切なステップを踏むことでプロセスマイニングを実施することが可能です。
大切なことは、今回のプロセスマイニングにてどこまでの範囲を行うのか?という実施範囲を明確にした上で実施するために必要なデータの準備、取得、分析を行っていくことです。
全てのプロセスに対してマイニングを実施しようとするとキリがなくなります。
だからこそ、今回の対応ではどこまでの範囲を対象とするのか?ということを明確にすることが重要です。明確にすることで、かかるコストの明確化になりますし、現場担当者の可動もある程度想定することが可能です。
そして、他に重要なこととしては運用、評価、改善です。
分析したら終わりではなく、分析してからがスタートです。なぜなら、分析しただけでは最適な業務プロセスが完成しているわけではないためです。
だからこそ、現状を把握して新しい業務プロセスを設計した後、新しい業務プロセスで運用を実施する。新しい業務プロセスを実施したら、それで満足するのではなく、新しい業務プロセスに変えたことでどのように変化したかを分析していくことで最適なプロセスを構築していくことが可能です。