業務が属人化してしまう理由

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属人化と聞くと良いイメージを持たない方が多いのではないでしょうか。
実際に業務の属人化が起こると、さまざまな問題をもたらします。

属人化によって、「業務停止の恐れ」だけでなく「業務品質を保てない」などの問題が出てきます。では、このように問題が発生してしまう恐れがある「属人化」がなぜ起こってしまうのでしょうか?

理由は、属人化をすることによる「その瞬間のメリット」もあるためです。
では、一体メリットとはどのようなものでしょうか?

【属人化によるメリット】
・業務フロー、業務マニュアルを用意しなくても業務が回る
・属人化により、同一業務に限っての知識が深まり専門性が高まりやすい
・業務を任せっきりにしてもある程度業務が回る

このように、その瞬間業務を運営するという点だけにフォーカスすると会社としては運用が楽になります。しかし、いつまでも同じ状況で業務を回せるわけではありません。

属人化している業務の担当者が退職・休職する可能性も0ではありません。
だからこそ、業務の運用方法を今の状況で考えるのではなく、1年後、3年後にフォーカスして考える必要があります。
もし「属人化している業務担当者」がいなかったらとしたら、どのように対象の業務を運用すれば良いのか?ということを、その業務のスペシャリストがいるうちに検討し、業務の平準化を実施する必要があります。

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