残業

コミュニケーション

残業をするのが当たり前になっている。そんなことはありませんか?
残業をすることで、「目の前の仕事が片付くので、積極的にやるべきだ!」と思う人も少なくないかと思います。
私もその考え方をする人でした。
仕事をすることがたくさんあると、目の前の仕事に追われて、今の切羽詰まっている状況を少しでも改善するために、闇雲に残業をしていたことがあります。

果たして、残業は効率的なのでしょうか?

あくまで私の経験なのですが、残業をすればするほど効率化から遠ざかると考えています。
なぜかと言いますと、残業が癖になってくると、「とにかく目の前の仕事を解決しなくては!」という気持ちばかり先行し、今の仕事の状況を整理しなくなったり、仕事の優先順位をつけず、簡単な仕事から着手するようになっていたためです。

その結果、本当に対応するべき仕事の期限に追われるということがよくありました。当時、残業はしているものの仕事の期限にいつも追われていたため、会社の先輩へ相談したところ、

  • 残業の時間を仕事ができる範囲内に入れてはいけない
  • 何をいつまでに対応する必要があるのかを明確にすること
  • 今すぐやらなくてもいいことはやらない(仕事の優先順位を明確にする)
  • 残業をしなくても良い方法を考える

などのことを教えて頂きました。

最初は慣れなかったため、仕事が余計に増えたように感じた。というのが私の正直な感想だったのですが、慣れてくるにつれて、今まで残業しなくてはいけなかった量の仕事を定時内で納めることができるようになりました。

今考えてみると、「仕事の整理の仕方を理解している」か、「仕事の整理の仕方を理解していない」か残業しなくてはならないかどうかに影響してくるのだと考えています。

但し、私が書いた内容はあくまで一例です。
他の要因で残業せざる得ない人もいるかもしれませんし、残業代を目的としてあえて残業している人もいるかもしれません。少なくとも、周りの人はそんなに残業していないのに、自分だけが残業してしまっている。とにかく闇雲に目の前の仕事を対応しているという方がいる場合、少しでも参考にしてもらえたら幸いです。

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