みなさん、おはようございます。
本日は、シングルサインオンについて解説しようと思います。
シングルサインオン
1つのログインIDとパスワードにより複数のWebサービスやアプリケーションへログインすることを指します。1つのログインIDとパスワードの管理をすれば良くなるので、セキュリティ向上を見込むことができるだけでなく、幾つものログインIDとパスワードを覚えなくて良くなるため、パスワードを忘れる恐れがなくなります。
シングルサインオンを実現することによって、簡単なパスワードを設定することがなくなったり、設定したパスワードを付箋に記載して、モニターに貼っておくなどのことが軽減されます。
また、企業の管理者目線から考えると、業務運用の負荷軽減を見込むことが可能です。
理由としては、運用管理者や運用窓口へのパスワードのリセット申請が非常に多いためです。
いくつかのサービス利用を企業で採用している場合、採用しているサービス数分だけ運用を行う必要があります。
利用者がパスワードを忘れ、リセットの依頼をしてくると、通常業務とは別にパスワードのリセット業務が発生することとなります。利用者自身でパスワードのリセットを行うことが可能なサービスもありますが、大半のサービスは管理者がパスワードをリセットするケースが多いです。
シングルサインオンとは、セキュリティを向上させ、管理者の業務負荷を下げる効果があります。